賃貸会社の人気おすすめランキング
賃貸で部屋を探す際、数多い会社の中からどこを選べばいいか分からないという方も多いのでは。ここでは、満足いく物件を見つけるための賃貸会社の選び方やおすすめの賃貸会社についてランキング形式でご紹介します。引越しを考えている方、ぜひ参考にしてください。
目次
いい物件選びにはいい賃貸会社を見つける
一人暮らしを始める方や会社の転勤で引っ越しなど、賃貸物件を探すにあたっては、いい物件をつかまえたいですよね。しかし、物件の所有者は賃貸会社なので、賃貸会社がいい会社ではないと、いい物件も見つけにくいものです。
実は、賃貸会社によっては取り扱いしている物件も違うので、賃貸会社選びは非常に重要なんです。また、仲介手数料も会社によって異なるので、引っ越しの予算に合わせて選ばないといけません。
そこで、この記事では、いい賃貸会社の選び方やおすすめの賃貸会社をご紹介します。物件選びに失敗しないためにも、ぜひ読んでいってくださいね。また、最後に物件探しの適切な時期などもご紹介します。
賃貸契約の際に出てくる会社の種類
賃貸契約の際、よく出てくる会社の種類として、仲介会社・ポータルサイトの運営会社・管理会社・保証会社・物件の所有会社などがあります。最初の2種類の会社は、ご自身が比較的自由に選べて満足のいく部屋を見つけやすくなります。
仲介会社
仲介会社は、ご自身に合った物件探しの手助けをして契約手続きもしてくれる会社です。
仲介会社は、それぞれの会社が多くの物件の仲介をしています。そのため、1つの同じ物件をいくつもの仲介会社が取り扱っていることも珍しくありません。
ポータルサイトの運営会社
ポータルサイトは、各仲介会社が自社で取り扱う物件を掲載しているサイトです。多くの仲介会社が掲載しているので、物件数が多く、理想の物件を見つけやすいです。なお、サイトによっては掲載数が大きく変わるので、利用するサイトを見誤らないようにしましょう。
管理会社
管理会社は、大家から物件を管理するために委託された会社で、入居後のトラブル対応や建物の管理、家賃の回収などを行います。管理会社は物件ごとに決められており、ご自身が決めることはできません。
保証会社
保証会社は、ご自身が家賃を支払えなくなった時に、代わりに支払ってくれる会社です。1カ月当たりの賃貸料金30%~100%を契約時に支払い、1年更新します。原則としてご自身が選ぶことはできず、不動産会社が指定した会社を利用することになります。
物件の所有会社
物件を持っているオーナー(大家)のことで、個人だけでなく企業が持っていることもあります。管理会社が所有者であることも多く、契約書の貸主がオーナーとなります。物件ごとに決まったオーナーが居ますが、ほとんど接点はありません。
物件を決める前の内見でのポイント
実際にその物件を見に行って確かめる内見は、外れ物件を選んでしまわないためにも、重要なステップです。ここでは、物件選びに失敗しないための内見のポイントについて解説します。
最も後悔しやすい騒音の確認
物件探しで最も後悔しやすいのが騒音です。騒音には、主に以下の4種類あります。
- 隣の部屋からの騒音
- 上の階からの騒音
- 外からの騒音
- 廊下からの騒音
窓を閉めた状態で耳をすませ、騒音は大丈夫か確認してみましょう。壁に耳を当てると確実です。壁をコンコン叩いてみたり、床をかかとでトントンと踏み鳴らしてみて、響くようでしたら騒音に悩まされる可能性が高くなります。
日当たりや風通しの確認
隣に建物があったり、建物が特殊な構造をしているなどにより、日当たりや風通しが悪い場合があるので、必ずチェックしましょう。内見時に気にならなくても、梅雨時や換気する時にストレスを感じやすくなります。
また、風通しや日当たりが悪い部屋は、窓の周りや収納などにカビが生えやすいです。
街並みや店舗などの確認
内見の時に、物件の周辺を歩き回って、ご自身がいつも使う、コンビニやスーパーなどの店舗が近くにあるか確認しておきましょう。また、子供が居る場合は、小中学校との距離を確認しておくといいです。
住宅や建物の雰囲気などを確かめる
内見の際に、部屋だけでなく、外にも注意して、住民や建物の雰囲気を確かめておきましょう。どんな住民が居るか可能な限り確認し、また建物の管理状況についても、清掃は行き渡っているか、ゴミ捨て場やエレベーターが綺麗か、など確認しましょう。
ゴミ出しのルールを確認しておく
物件によって燃えるごみや資源ごみのゴミ出し場所がそれぞれ異なる場合もあり、覚えておかないと困ることになります。おすすめは専用のゴミ捨て場があり、24時間ゴミを出せる物件です。いつでもゴミを出せるので、部屋を広く使えます。
採寸をしておく
内見の際にメジャーを持っていき、部屋の寸法や冷蔵庫・洗濯機置き場の広さ、カーテンのサイズなどを採寸しておくと便利です。契約後入居日までに、新しい家電を用意しておくことができたり、今持っている家電が使えるかどうかも分かります。
気に入った物件についてスマホで撮影しておけば、家具をそろえる時もより安心です。また、玄関のドアの大きさも測っておけば、引っ越しの際の家具の搬入も困りません。
細かい設備もチェック
以下の設備もチェックしておくと、より失敗しない部屋選びができます。
- エアコン・・・有無の確認の他、古い場合は型番を確認して消費電力を調べる
- 収納・・・ご自身の入れたいものが入るか確認
- ポスト・・・他人が勝手に出し入れできないか確認
- インターネット・・・工事が必要なのかどうか不動産業者に確認
- 窓・・・開け閉めはスムーズか確認
- 水道・シャワー・・・許可をもらって水を出し、十分な量の水が出るか確認
諸費用を不動産会社に確認しておく
内見の時に仲介会社の営業担当者に、入居時と毎月いくら必要なのか、その内訳についても確認しておきましょう。不動産サイトなどの情報は、必要な費用が省略されている可能性もあり、想定以上の費用がかかる場合もあります。
事故物件でないか確認しておく
事故物件とは、事件や事故・自殺などで人が亡くなった物件です。入居者に伝えるかどうか明確なルールはなく、教えてくれない場合があります。過去の事件などが気になる方は、契約前に「大島てる」という事故物件公示サイトで確認がおすすめです。
いいと思った物件はすぐに決める
賃貸は、決める人はすぐに決めるので、内見した物件がその日の夜に別の人が契約してしまうということは珍しくありません。だいたいの物件は先着順で優先されるので、なるべく1日で内見をまとめて行い、いい物件があればその日のうちに決めてしまいましょう。
賃貸会社の選び方
賃貸会社も数が多く、どの会社を選べばいいかいまいち迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで、ここでは賃貸会社を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
多くの物件を探すなら大手の賃貸会社
多くの物件を見たかったり、知名度が高くて安心できる会社がいい方には、大手の賃貸会社がおすすめです。業者専用のデータベースを利用するので紹介物件が多いです。スタッフの対応が微妙であった場合、別の店舗で同じ物件を紹介してもらえます。
掘り出し物を見つけたいなら地域密着型
大手が取り扱っていないような掘り出し物を見つけたい場合は、地域密着型がおすすめです。地域密着型の賃貸会社の多くが、個人経営の老舗です。物件を保有している大家と密な付き合いをしていることもあり、業者専用に載せていない物件が出てくることがあります。
ポータルサイトから探す
賃貸のポータルサイトは、各賃貸会社が賃貸物件を載せあうサイトで、1つの賃貸会社が賃貸物件を載せているサイトに比べ、物件数が多いのが特徴です。情報の量も質も申し分ないので、選ぶならポータルサイトにした方が、ご自身の理想の賃貸物件を見つけやすいです。
なお、特に物件数の多いポータルサイト上位3件は以下のとおりです。
- SUUMO
- HOME’S
- DOOR賃貸
初期費用の金額で選ぶ
賃貸会社の費用で大きく差が出るのは、仲介手数料です。例えば家賃が6万円として、仲介手数料が1カ月分なら6万円、0.5カ月分なら3万円となります。仲介手数料だけを見れば、後者の方が安くなりますが、初期費用には、クリーニング費や鍵交換料などもあります。
いくら仲介手数料が安くても、初期費用の合計金額の方が高くなれば、最終的には余分にお金を払うことになってしまいます。そのため、同じ物件を取り扱っている賃貸会社が複数あって迷った場合は、初期費用全体で比較することをおすすめします。
店舗や営業担当者で選ぶ
同じ賃貸会社でも、店舗や営業担当者で対応が変わってくる場合もあります。そのため、気になる物件があったら、初期費用を比較しつつ、複数の賃貸会社に問い合わせてみてもいいでしょう。対応がいい会社と契約するようにしましょう。
おとり物件を掲載していないか
おとり物件とは、実際には契約できないのに掲載されている物件のことです。おとり物件を掲載し続けている賃貸会社は、管理不足が原因の場合もありますが、それと知りながら広告宣伝目的で掲載し続けている場合もあります。
当然のことながら、このようなおとり物件を掲載していない賃貸会社の方が信頼できます。
セルフ内見ができるか
気になる物件を内見したいけれど、営業担当者と話すのが苦手な人も居るかもしれません。そんな時には、セルフ内見ができる賃貸会社がおすすめです。担当者と直接話をすることなく内見を予約でき、物件に直行できます。
通常の賃貸物件の他に、マンスリーや短期契約が可能な物件も掲載しています。仲介手数料が無料で、家賃が最大2カ月無料の物件もあります。また、学割などのキャンペーンも行っています。
レオパレス21直営店舗に限り、接客やWEB内見、契約、鍵の受け渡し(郵送)など全て来店不要で完結できます。
2位 いい部屋ネット
入居審査が通りやすい
自社の管理物件を中心に取り扱っており、入居審査も自社にて行っているので、審査に通りやすいです。独自の防音工法を取り入れているので、隣室の騒音が気になる場合はおすすめです。防音対策を始めた2011年以降の物件がいいでしょう。
また、定額クリーニング費という契約プランがあり、間取りによってハウスクリーニング代が決まっているので、事前にクリーニング費用を明確にしたい人にはおすすめです。
3位 アパマンショップ
業界最大手の賃貸会社
店舗数が業界内でも最も多い、最大手の賃貸会社です。主要都市以外の駅前にも店舗があり、物件数も多いので、たくさんの物件から吟味したいという人には向いています。各店舗で情報を共有しているので、担当エリアでない物件の紹介も可能です。
なお、直営店よりもフランチャイズ店が多いので、スタッフや店舗によって評判がかなり変わります。
賃貸を探すのに適切な時期は?
賃貸物件にも1年のサイクルがあり、時期によって新しい情報を見つけやすかったり、じっくり探すのに向いていたりします。まず1~3月は、1年の中で最も動きが激しくなるシーズンと呼ばれる時期です。この時期は、新しい情報が出やすくなります。
この時期に賃貸物件を探す人は、ほとんどが新入学生、新社会人、転勤などの法人契約の人です。人が集中するため競争率も高くなり、じっくり何件も探す人には向いていません。4~8月はオフシーズンと呼ばれ、物件の動きは少なくなります。
ただ、動きが少ない分、いい物件は埋まったらどんどん減っていきます。9~12月の年末にかけては、転勤等の法人契約の人が増えてきます。このようなサイクルの中で、いい物件を見つけやすくするなら1~3月、じっくり探すなら4~8月がおすすめです。
まとめ
今回は、おすすめの賃貸会社についてランキング形式で紹介してきました。いい賃貸会社を選ぶことができれば、いい物件にも巡り合えます。ここで紹介した賃貸会社を参考に、お気に入りの物件を見つけてみてくださいね。
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